休みなのでいい加減去年の漫画感想を片付けてしまおう。もう少しで半年過ぎてしまうがな。
2018年は625件か。まとめ買いがどう計算されているのか。(毎年言ってる。あとあくまで俺が2018年に買ったってだけなので、発売はそれ以前の場合もある。(これも毎年言ってる。
去年は前半がかなり強かった印象があるが、はてさて。

スペクトラルウィザード

スペクトラルウィザード

単行本は2017年発売だが紙だったのでスルーしてたヤツ。実は数日遅れで電子化していたらしい。作者によって作品に流れる雰囲気ってのは当然違う訳だが、この作者に共通する、とにかくアンニュイな雰囲気が好き。人によってはひたすら暗いと感じるだろう。実は同人誌をそのまま商業ベースに乗せただけらしい。以前Gヒコや道満の合同同人誌がそのまま単行本になってて、誰がこんなの買うんだと思っていたモンですが。いやあ、買いますね。
前略 雲の上より(1) (イブニングコミックス)

前略 雲の上より(1) (イブニングコミックス)

意識高い社員の配属先に居たのは空港マニアの上司だったつーコメディ。とにかく上司のキャラがいい。会議まで時間あるからって八丈島往復するかー。好き過ぎてこの前、原作者のトークイベントに行ってきたよね。
魔女と野獣(1) (ヤングマガジンコミックス)

魔女と野獣(1) (ヤングマガジンコミックス)

期待はしてるんだけど展開が超遅っせえ。単行本待ちで追っているから、なおそう感じる。
どるから (1) (バンブーコミックス)

どるから (1) (バンブーコミックス)

K-1石井館長がム所から出てきたら交通事故にあって女子高生に憑依。貧乏道場を立て直すっつー。トンデモ設定のフリして漫画の造りはしっかりしている。途中アイドル路線に行って、こんな展開望んでねーと思ったが、タイトルからしてアイドル空手の略だと気づき、既定路線なら仕方ないと思えるようになった。そうこうしているウチに経営路線に戻ってきたのでヨシ。少女が恋心でドキドキすると怪獣に変身します。まごうことなき少女漫画ですね。2017年も岩本ナオ取り上げてたよね。その時はこれの1巻が「このマンガがすごい」だかの1位で、しかもその前の年も別の漫画で1位取ってて。おいおいマロニエの方1位はやりすぎだろー的な話をした記憶がありますが。あ、はい2巻の面白さなら1位は納得です。選考時には連載も加味してたのかな。バトルシーンは迫力ある訳じゃないから、そこに期待はしちゃダメね。
僕は君を太らせたい!(1) (ビッグコミックス)

僕は君を太らせたい!(1) (ビッグコミックス)

飯漫画も安定ジャンルになったなあ。ただこれは食べてみたいと思わせるからチョイスしたんじゃなくて、単に話が面白いからです。テロが起きて非常事態なので、野外食しながら実家に向かう。基本コメディです。一応ヒロインがウィルス感染しているけどキノコには対アレルギー効果があるからヘーキ、ヘーキ。両親を事故で亡くした中学生が、母の妹と同居する話。漫画力が高いと評判だったので買った。確かに高いしこれからドラマが起きそうなフラグたんまりあるしで期待している。
ところで買って半年くらい過ぎてから気付きましたけど、この作者「ドントクライ、ガール」の人なのね。9年くらい前に単発で買った単行本の作者とこんな形で再開するとは。そいやドントクライ、ガールも両親と別れた女学生が知人宅で同居する話ですね。こっちは同居人が裸族というギャグ漫画ですけど。
スナックバス江 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

スナックバス江 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

前作のパープル式部がどうしてもキャラ造形が受け入れられなかった。でもこっちなら問題ない。漫画自体も面白いけど、ツイッターで感想読む楽しみもコミの評価かもしれん。
ヤオチノ乱(1) (コミックDAYSコミックス)

ヤオチノ乱(1) (コミックDAYSコミックス)

現代に生きる忍者達の戦い。今はCIAと戦ってる。どーかなー。伸びるかなー、これ。

終末のワルキューレ 1巻

終末のワルキューレ 1巻

番外。これがさー、去年の漫画評価系の本でだいたい良い順位付けてんのよねー。いいか、これ?納得いかなさ過ぎて誰かに読ませたい。そして感想を聞きたい。とにかく魅せ方が全然ダメだと思う。でも順位いいんだよなー。


2018年のベストは「前略 雲の上より」かな。年間通して安定してた。「どるから」が次点。どるからの原作者は何者なの。