高慢と偏見〔新装版〕 (河出文庫)

高慢と偏見〔新装版〕 (河出文庫)

去年からちょっとづつ読んでいたのを、本日一気読み。これにて俺の正月の目標は正しく達成された。十八世紀末のイギリスを舞台にしたラブストーリー。世界の十大小説にも入ったとかなんとか。まあ文学古典だね。
高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

全ては今月20日に発売される、これの為の予習。聞く所によるとアメリカでは著作権切れの作品のマッシュアップが流行しているそーで。イギリスの片田舎。ラブストーリーを展開すべき場面に乱入するゾンビ。どのような阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられるのかと思うと。ふ、ふふ。ゾクゾクするでしょう?
という期待で期待で、期待し過ぎちゃったんで、ネタバレ踏んだ。
それによるとゾンビの方は8割がた元の小説のまんまだそーで。舞踏会とかのタルそーな場面になるとゾンビが乱入。ところが主人公達5姉妹はカンフーの達人になっているらしく、ゾンビを撃退し、また元の小説の本筋に帰っていくという……。そ、それは何か違う。
まあ本来の期待とは違うけど、キャラがスーパー化したり無双化するの好きだから良いか。「娘たちよ、死の陣形を取れ」とかとーちゃんが言うらしい。ニンジャも出るらしい。
他にも別の本として、「高慢と偏見プレデター」があったり、そーいう2次創作に怒った作者がバンパイアと化して甦り関係者を殺害していくという本もあるらしい。アホだ。