映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公式サイト
メリケンゴジラの最新作です。どーも初日で観に行くヤツが多そうだし、感想回避し切れる自信なかったので、初日のレイトショーで観てきた。
ツイッターちょっと見ただけで感想踏んだし、それ自体余計な情報で観ていて邪心が入ってしまった。

じゃあ観終わった自分は感想書くから、見たくない人は帰って。

という訳でネットに転がっていた情報の方から話を始めますけど、先行上映観た批評家が「人間パートが少ない」って論じたのマジ?全然多いでしょ。むしろ邪魔。まとめサイトの見出しと、その尻馬に乗った感想しか見なかったからなー。原文は違うと信じたい。
モナークの連中がゴジラ信奉者で宗教くさいってのはどうでもいい。
コング居た???どっかでコングが介入してくるのかと身構えてしまった。正直コングに言及したツイートが一番悪影響だったわ。

さて自分の感想。これ脚本、アメコミから引っ張ってきた?所々の演出とかキャラの行動論理がアメコミのそれなんですけど。これ映画ですからコミックのように動かれても違和感しか残らない。アメコミだったらOK。映画でやっちゃダメ。オルカ周りとラドン初登場辺りが顕著かなあ。怪獣達が地上戦やっている足元で人間がちょろちょろしている辺りもそうだよね。コミックなら平行できるけど、映画じゃ無理でしょ。
なモンで魅せ方も、コミックスの1コマとしては美しいけど、映画としては繋がってないというか、見づらい。予告編が一番美しいの典型ではないか。見づらいんで大画面で観るんじゃなかったという気分でスナー。家で観るか、映画館最後方で全てを視界に入れて観るべきだった。後ろの席全滅だったんだよな。
あと音楽がなー。無理に日本のヤツ使わなくても。使うならもっとアレンジ入れて雰囲気溶け込ませてよ。アニゴジの時も声合ってねえって感じたけど、今回はBGMですね。
ストーリーの方はまあ。宇宙由来の生物が偽王として君臨しようとしているのを、怪獣王が阻止する。これはコミックというかカリカチュア的だけど、これは受け入れる。構図として好き。でもゴジラのポジションが王なら、何で前作でムートーは歯向かったんだ?まあいいや。繁殖とかその辺だろ。

基本メリケンゴジラは褒めてきてたけど、今回は馴染めん。そういう意味では日本のゴジラの遺伝子を受け継いでいると言える。勘弁。

ネット回ってきた。監督オタク上がりか。やっぱオタクは信用できねえ。コミック的で良かったトコ一個あったわ。巨大飛行機は良い。妙に耳に残る主題歌も良かったかな。