あと3件で山梨の古本屋の少なくとも位置情報だけは把握できるのですよ。てな訳で。

本日のウロウロ

  • シネマストック

何度か既に行った事はあるんだけれど、古本屋じゃなく中古ビデオ屋だったと思ったので確認に。8月から当分の間休業するそーで、閉まってました。でもやっぱり中古ビデオ屋ですね、ココ。

  • 松永書店

どう見ても住宅です。本当にありがとうございました。まあ倉庫っぽいのはあったから、店舗形式を採ってないで業務しているんでしょうね。

  • 風雪堂

県立図書館の側にある。郷土史とか歴史資料とかがメインの様子。一応店舗形式を採っていたが一見は入りづらいなあ。

日本剣道史を探しに行ってきましたよ。大正時代の本でした。読みづれえ。でも確かに単語としてありますね、寛永御前試合。吹上武術御覧ってのもあったんですが、これは同じなのか別なのか不明。んで年表が付録で付いていたんですが、確かに寛永御前試合は異常ですな。日本剣道史において剣術家同士の試合は数多あれど、それは1試合のみのイベント。剣術試合が1つの大会で複数行われた例などこれしかないのですね。(演舞をした記録ならあったが)妄想を刺激されますな。以前に「赤い影法師」を読んだ時の疑問も解けました。まず試合順番ですが十兵衛は偽名を使っているって設定でしたな。柳生が負ける訳にはいかないものね。無名の剣士扱いならばあの順番で良し。又右衛門も仇討ち助勢で名をあげる前に試合に出ているのでセミファイナル扱いで良し。メインイベントの2人(前に感想書いた時には名前書きませんでしたが)芳賀一心斎と難波一刀斎(赤い影法師では不伝)はどうも仙人みたいな扱いみたいですね。特に難波の方は御前試合出場だけでなく別試合で2人に勝った事になっているのに人物索引には載ってないという謎っぷり。レジェンドだ。

んでまあシグルイから出発してここまで来たからには当然"岩本虎眼"を探すのは必然でして、当然居ないんですケド"岩間小熊"なら居ました。全然年代は違うのですがなかなかロマンなお名前。卜伝の弟子の弟子ってポジションで兄弟弟子と勝負して勝っているんですが、それを怨まれて、その兄弟弟子の門人に殺されました。なかなか妄想を刺激する人生です。あーあと富田勢源VS梅津某の試合も載ってました。
シグルイから遡ってここまで本を色々読んできたけれど、ここいら辺でお仕舞いかな。これ以上の遡りは俺の資料探査能力では無理。

全く別の話。甲府駅北口にせっかく行ったのでゲーセンも覘きました。あれ…そこにあるのは…モーキャップボクシング?http://www.konami.co.jp/am/BOXING/じゃないか!うおーこれめっちゃ好きだったのよね。まだ山梨に有ったのか。早速プレイ。ものスゲー下手になってました。ちきしょう。悔しいので休みの度に通ってやる。うおおおやったるでー