デス・プルーフ観てきました。うーんとね、最高!少なくとも今年観た中は一番。あれ今年って300とこれしか観てなかったっけ?まあいいや。とにかく劇場で笑いを堪えるのが大変でした。エンターテイメントかくあるべし。どっかすんごい見所がありゃいいんですよ。それが最終パートだったら最高なんですよ。
ストーリーを自分で書かずに思いっきり引用すると以下の通り。

● あらすじ。
 女の無駄話は長くてつまらねー。しかもギャルってオレをバカにしてね? だから殺しました。調子扱いてたらターゲット間違えてこっちが殺されかけました。すいませんでした。マジすいませんでした。
http://kizurizm.blog43.fc2.com/blog-entry-2278.html

ラスト数十分間が素晴しいって意見はあちこちで見た気がしますが、女の無駄話のシーンが楽しかった俺はどうすれば。あのシーン意味あったかって聞かれりゃ、意味ないって答えます。ですがあのシーンつまらなかったよねとか要らないよねって聞かれれば、面白かったし必要と答えます。最後のカタルシスのための積み上げって効果もあるんでしょうけど、他人の意味のない会話聞いてるの楽しいよ。意味がないのが楽しいんだよ。
ラスト数十分は前評判通り問答無用で超気持ち良かったです。そのちょっと前のこれまた意味のないスタントのシーンあたりからなんか盛り上がりが加速してきます。襲われて凌いで反撃に出てからはなんかもう……ナニコレ。これがエクスタシー?最後のエンドテロップが出てきた瞬間はタラの野郎は最高だぜ!としか感情がありませんでした。いやーこれ映画館で見て良かったなあ。数行前に無駄話のシーン面白かったって書いてますが、家で見たら絶対あそこ早送りするもんね俺。そしてこの映画の真の面白さを体感しないで終わっちゃうのが簡単に予想できる。終盤のノリノリの疾走感は、たぶんそれだけでも面白いだろうけど、中盤までのまったりタイムがあってこそだよね。
しかしあえてケズるとしたらゴアシーンかなあ。なんであそこだけグロくするんだろ。アクセントっちゃアクセントでしたが、浮いてるとも言う。
あーあとどーでもいいけどアメリカにもキンコーズあるのに驚いた。