これはヤバい

予告通り新装版駿河城御前試合購入。古くは江戸川乱歩の少年探偵団シリーズの時代からまず最後のページを読む奇癖がある私。藤木の名前が見えた瞬間に本を閉じました。これを読んではいけない気がする・・・。しばらく時間を置いてから今度は最初から読む。伊良子の仕置きが終わった時点で本を放り投げました。これ以上先を読んだら俺はもうシグルイを純粋に楽しめない確信がある。
つー訳で買うには買いましたが、しばらく封印する事にしました。少なくともマンガの方の虎眼先生が死ぬまで。いや大まかなストーリーは知っているんですよ。映画版のあらすじがネットに転がってたのを見つけてそれを読んだんでね。さらには先の展開が知りたくて平田版のマンガも買った(結局載ってなかったけど)。でも原作から先の展開を知るのは駄目だわ。なんだかシグルイは山口アレンジが効いていてほぼ別物みたいな評判を聞いていたが、俺の目にはそうは見えませんでした。肉付けというか膨らませてある部分が強烈なだけで骨子は原作に非常に忠実です。ていうーかそのまんま。原作読んじゃったら俺はシグルイを読む必要が無くなる。それは寂しいのでこれはここで終了。
でも昨日のコメント欄にP^L^U^C^K^E^Rさんから書き込みがあったのでその件について少し。本の冒頭に、講談などで歌われる"寛永御前試合"との単語がありました。古典とはこれのことでしょう。しかし続けて曰くそれが史実にあらざるは明白、だが凡てが虚構ではなく粉本たる事実は存在した。それがこの駿河城御前試合である。思いっきり端折りましたがこんなカンジの設定です。ここでググる先生に"寛永御前試合"で聞いてみたら「修羅の刻」や「赤い影法師」なんかがヒットしました。もう面倒臭くなったのでここらで止めにしますが、まあこの辺りの年に想像を拡げる余地のある出来事があったみたいですな。


バンダイナムコエンターテインメント公式サイト。必殺技ムービーが追加されていたんで再掲。毎週紹介する訳でもないのに今週の必殺技って表現するのは止めて欲しい。しかしコスモスかぁ。実はガイア以降のウルトラマンって見てないんだよね、俺。でもカオスヘッダーの設定ってコスモスからの流用みたいだし、より楽しむ為には見ておかなきゃならんのかな。コスモスはコンセプトが気に喰わないんだよね。慈愛ってのがさ。